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院内助産


妊娠期から、妊産婦とその家族の意向を尊重し、「自分達らしいお産」ができ、産後も安心して育児ができるように、身体面・精神面の準備を、医師などの他職種と協力連携しながら、サポートしていきます。

当院の院内助産の流れについて
妊娠期(助産師外来)〜産後1ヶ月健診まで、アドバンス助産師が継続的に支援いたします。
アドバンス助産師とは:日本全国で共有できる、実践能力が一定水準に達していることを認証された助産師のことをいいます。

妊娠から産褥 1 か月検診までケアの提供
・妊娠期から、出産・育児に向けて心身共に一緒に準備をしていきます。
・バースプラン・バースレビューを活用する等して、産後に母親が主体的に育児を行えるようサポートしていきます。
・退院してからも、安心して育児ができるように、産後健診や、医療機関と子育て世代包括支援センターとの連絡・調整のための体制を整え、切れ目のない支援を提供しています。


妊産褥婦とその家族の意向の尊重
・バースプランなどを活用する等して、院内助産に関わる全てのスタッフが情報共有し、妊産褥婦とその家族の意向を尊重した支援を行います。


緊急時の対応が可能な機能
・24時間いつでも、産科医師・新生児科医師(小児科医師)への相談・報告基準を用いた速やかな連携体制をとっています。

院内助産が利用できる基準
当院での院内助産を受けるにあたり下記の基準を設けております。

対象者基準
1)下記の助産師外来対象者基準を満たす方
・これまでに母児に妊娠経過に異常がない方
・妊娠26週以降40週以前で医師が許可した妊婦
・産科合併症がない(胎児異常、子宮内発育遅延、羊水過多
・過少、妊娠糖尿病、妊娠,高血圧症候群、高血圧、胎盤位置異常など)
*ただし合併症があっても現在の妊娠に影響を及ぼさないものは医師の判断で対象者とします
・妊娠経過に伴い胎児異常を来す可能性のある合併症・感染症がない方
・日本語が可能な方

2)院内助産の対象者除外(・・)基準
ただし、1)を満たしていても、下記に該当する方は対象外となります。
・計画分娩・麻酔分娩・降圧剤使用など医学的介入を要しない分娩の予定の方
・帝王切開分娩予定の方
・過去の分娩時に異常があった方、出血が多く輸血歴があるなど
・高度肥満(非妊時BMI30以上)
・出血のリスクがある方(血小板減少、子宮筋腫合併、低置胎盤等)
・子癇発作歴がある方
・早産(妊娠37週未満の方)
・多胎(双胎、品胎)
・ふれあいの「出産時の異常や処置、手術について」の内容にご理解いただけない方

費用について

妊婦健診費用、分娩管理費用に関しては、医師管理の分娩と同じです。
*詳細は、ふれあいの「出産にかかわる入院費用」を参照してください。

同意について

助産師外来に同意いただいた後でも、同意の撤回は可能です。撤回された後でも、当院での看護・助産ケアには不利益が生じることはありませんので、ご安心ください。
同意を撤回する際には、同意撤回書への記入をお願いします。

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