東北大学病院の周産母子センターは毎年1000件を超える分娩を扱っており、その中には毎年約300件近い母体救急搬送も含まれています。最近数年間の分娩数は国公立大学医学部附属病院の中で最も多く、NICU15床とGCU18床を備え、おそらく国内で最も忙しい周産期センターだと思います。その中で働く職種には医師、助産師、看護師、臨床心理士、薬剤師、メディカルクラーク、臨床工学士などあり、多彩な人材が活躍しています。こういった周産母子センターの業務や活動を病院内外に広く知っていただくためにはホームページの充実が最優先されます。ホームページを活用しながら情報発信するとともに、患者さんや家族、医療関係者からのご意見もうかがうことができるものにできればと考えています。
総合周産期母子医療センター長 八重樫伸生