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宮城県周産期医療システム

 宮城県では、医療機関や救急隊から妊産婦の救急搬送の要請があった時に、早急かつ適切に対応するため、専門のコーディネーターを配置するという事業に取り組んでいます。この事業の目的は、周産期救急患者、特に母体搬送を円滑に行うことです。県内の各地域で妊娠・出産から新生児にいたる専門的な医療を効果的に提供するため、仙台赤十字病院、東北大学病院を総合周産期母子医療センターに指定し、各地域の地域周産期母子医療センターとの連携を図り周産期医療体制を整えています。
 医療機関への搬送が必要な妊産婦に対して、専門のコーディネーターが専門病院を選定し、患者受け入れを依頼することで、患者の搬送をスムーズに行うことが可能となりました。

 現在は、周産期救急搬送コーディネーターを仙台赤十字病院と東北大学病院の2か所に配置しています。コーディネーターは周産期ネットワーク施設の産科及びNICUのベッドの空き状況を確認しながら妊娠週数・症状に合わせて受入れ先病院を探し、受入れ要請を行っています。

 平成21年7月より開始され、コーディネーターシステムの導入により効率の良い周産期・新生児病床の利用、スムーズな母体搬送が行われるようになりました。

関連リンク

宮城県周産期医療情報システム
https://nicu.mmic.or.jp/index.php

宮城県医療政策課
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/iryou/

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