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第15回 周産期救急搬送コーディネーター事業関係者会議

令和7年10月31日
2025年10月30日に、第15回周産期救急搬送コーディネーター事業関係者会議が開催されました。
今回も東北大学病院、東北医科薬科大学病院をはじめ県内の周産母子センターの先生方、県内の各地域消防本部、宮城県保健福祉部の方々に参加頂き、非常に活発な討論・検討が行われました。
まず初めに、東北大学病院産科から「令和6年宮城県周産期医療統計」について発表があり、県内のコーディネート件数や所要時間、傾向などについて詳細に報告されました。
続いて、同じく東北大学病院産科から「母体搬送・新生児搬送の搬送先施設選定について」が発表され、より具体的な搬送ルールについて共有されました。
最後に、仙台消防局から症例が2例提示され、非常に難しい状況に対してどういった対応がベターであったのかについて討論がされました。
本会によって、宮城県の周産期コーディネート事業は年々アップデートされ、関係各所でルールが共有されるようになり、スムーズな搬送が実現されるようになってきました。しかしながら、まだまだ共有・更新すべき事例があり、今後も本会を通してより良い形の事業を運用して行きたいと思っています。

文責:齋藤昌利

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