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第11回 周産期救急搬送コーディネーター事業関係者会議

令和2年2月6日
2020年2月5日、第11回周産期救急搬送コーディネーター事業関係者会議が開催されました。この会議は、医療現場と救急隊の連携をより深め県内の妊産婦さんにより質の高い周産期医療を提供しようと毎年行われている会議です。
今年は、現場での処置に関して判断に苦慮した症例提示があり、そのような状況の時には医師の判断を仰ぎながら臨機応変に対応していくことが医療サイド、救急隊の中で再確認されました。
また、常位胎盤早期剥離といった超緊急症例に対する知識をより深めてもらい、そういった病態が疑われる場合の救急搬送のルール作り、あるいは宮城県の年間分娩数などやコーディネート数から見えてくる傾向とそれに対する対策などについて検討がされました。
100点満点のシステムはこの世に存在しませんが、少しでも改善の余地があるものに関しては改善していく姿勢は非常に重要であり、東北大学周産母子センターは今後もこのような取り組みを継続し宮城県の妊婦さんが安心して出産を迎えられるように様々な取り組みを行なっていきたいと思っています。
東北大学産科長 齋藤昌利

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